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執筆者の写真マクニコル

コロナウイルスに感染して入院する事になったら、愛犬はどうすれば良いですか?

更新日:2020年4月25日

コロナウイルスに感染して入院することになった場合、愛犬の世話をどうしたら良いのか、問い合わせが増えてきています。私たちもスカイたちの飼い主として考えない日はありません。


まずコロナウイルス対する予防をする事が一番の対策です。三密を避けて手洗い、うがい等の対策を万全にする事が何より大切です。


コロナウイルスに感染して入院する事になったら、愛犬はどうすれば良いですか?

コロナウイルスに感染してしまった場合、愛犬の世話などはどうすれば良いか、管轄の厚生センターや県庁に問い合わせてみました。海外ではペットも濃厚接触者として扱われ、最低でも2週間は保健所等で隔離措置を取るところもあります。実際に香港では33頭の犬と17匹の猫が保健所で預かられていたそうです。参考記事:33 dogs and 17 cats housed in quarantine facility(英語) 県や厚生センターではどのように対応しているか聞いたところ、濃厚接触者として保健所等で預かるようなことはやっていないので、家族で見るようにしてください、とのことでした。厚生センターからの回答では、家族は濃厚接触者になるので外出できないから、犬の面倒は見ることができるはずと強く言われてしました。。。

色々と調べて、現時点で出ている情報の中で参考になったのは東京都獣医師会4月8日時点の情報です。


私は新型コロナウイルスに感染しました。ペット(犬猫)とどう接すればいいですか? 

A.あなたが入院される場合は、ご家族など、他にペットの世話をしてくださる方がいらっしゃるようで したら、その方にお世話をお願いしてください。
 ※ 2020.04.06「新型コロナウイルスに感染した人がかっているペットを預かるために知っておき たいこと(Ver.1)」参照 

・自宅で療養される場合にはペットの体表にウイルスが付着しないようにするために、療養中の部屋 にペットを出入りさせないようにしてください。 また、汚染したマスクやリネン類にペットが接触しないように注意してください。 

・ご自宅で世話することができないようでしたら、信頼できる方になるべく早くお預けする方が良い と考えます。 

・ご家族が自宅でお世話する場合も、どなたかに預ける場合も、ペットの体表などを介して感染伝播 させないため、ペットはシャンプーすることが望ましいと考えます。 

・シャンプーをする場合は、お湯が出る勢いを弱くして、毛に当たったお湯がご自身を含む周りに飛び 散らないよう工夫するといいでしょう。 ていねいにお湯で流したあと、シャンプーをしてください。 シャンプー後、ペットを拭いたタオルは一般的な家庭用洗剤で洗濯してください。 

・世話する方にペットをお渡しする際には、キャリーバッグや首輪、リードなどは、0.05%に薄めた 家庭用塩素系漂白剤で拭いた後、塩素を拭き取るためにもう一度水拭きしてください。 ・洗濯や消毒などの注意は以下をご参考下さい。 https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000601721.pdf 

・ペットとの別れが辛いからといっても我慢して、抱きしめたりしないよう注意してくださいね。 

・他にお世話をしてくださる方がいらっしゃらず、ご自身が無症状・軽症である場合には、ご自身でお 世話して頂きたいですが、ご自身から他の方に感染拡大しないように、またペットの体表などに付着 したウイルスが、他の方の感染源とならないよう注意が必要です。


 

ご存知のように、現在日本ではペットのコロナ対策についてはまだ足並みが揃っていないようで、各団体や自治体によって対応が変わる可能性があります。

海外では飼い主が感染した場合、そのペットは二週間保健所で預かるなどのガイドラインがありますが、まだ日本ではそのようなシステムはありません。

スカイラボで預かって頂けますか?

私たちも飼い主として、何かあった場合の犬たちの世話について考えてしまいます。スカイラボへも、自分が入院することになった際愛犬を預ける先はどうしたら良いのか不安に感じているなど、問い合わせも増えています。

スカイラボではコロナウイルスへの対策として、2部屋別棟にお預かりの部屋を設けました。その部屋は、他の犬や人間との接触を避ける為、母屋ではなく庭を挟んだ独立した別棟にあり、それぞれ外から出入りする形の部屋です。

ただ2部屋しかないので、心苦しいのですが、愛犬のお世話をできる人が誰もいないなど、どうしても預かってもらわないといけない場合のご利用をお願いします。

また、お預かりにあたっては下記を条件とします。


  1. 他の家族、人や動物病院に預けられない場合

  2. 飼い主の入院が決まっていてお世話ができない場合

  3. 2週間以上預けても大丈夫な犬

  4. シャンプーや消毒のための手入れを嫌がらない犬

  5. 狂犬病注射とワクチンの、それぞれ1年以内の証明書がある犬

  6. 東京都獣医師会「新型コロナウイルスに感染した人がかっているペットを預かるために知っておき たいこと(Ver.1)」沿って預けられる方

※予約時の状況に応じて、条件が変更・追加されることがあります。ご了承ください。


状況は刻々と変わっていますが、スカイラボでは海外の事例なども参考にしながら、感染拡大防止に配慮をして、状況に合わせてお預かりの体制を整えていきたいと思います。 ご不明な点などありましたら、メールまたは電話にてお問い合わせください。



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