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フラットコーテッドレトリバー 〜レトギャザーに向けて〜

更新日:2021年4月20日


フラットコーテッドレトリバー-黒いフラット-しつけ

犬世界のピーター・パン


犬種人気ランキング

日本: 36位  334 (2020年JKC登録数) 英国: 115位 1066(2020年KC登録数)

米国: 102位  不明(2020年AKC登録数)

FCI:  不明


歴史

フラット・コーテッド・レトリバー(フラット)は絶滅したセント・ジョンズ・ウォーター・ドッグ、ニューファンドランド、セター、スパニエルとコリー系の犬が入ってると言われてます。ケンネルクラブ(英国)が設立して1年後の1874年に正式登録されガンドッグとしては一番初期の頃に登録にされています。そこから19世紀前半まで狩猟番や狩猟者の間でとても重宝され、特に隠れている鳥を追い出したりレトリーブしたりとなんでも出来る犬種です。世界一次大戦後はラブラドールの人気が増えたため、今では珍しい犬種になりつつありますが、熱狂的なファンのおかげで今も世界中で活躍しています。


特徴と特性

フラットは他のレトリバー同様仕事好きで人を喜ばせる事が大好き。加えてとてもエネルギッシュです。ケネルクラブによるとフラットは1日2時間くらいの運動が必要なほどスポティーで活発な犬です。

フラットは犬世界のピーター・パンと言われるくらいパピー期が長く、落ち着くまでに3−5年かかると言われてます。飼い主によると一生パピー間が抜けないという人もいます。他のレトに比べて持ち前の明るさと勢いでトラブルに自分から突っ込んでしまう事もありますが、それがフラットの一つのチャームポイントでもあります。

フラットは家族をとても大事にする犬種でお子さんや他の動物と仲良く過ごせますが、最初の頃は嬉しすぎて遊びが過激にならないよう監視することも必要です。家族を大事にする分、一人の時間が長いと分離不安からの問題行動に繋がる事もありますので、留守番の練習など一人で落ち着いて過ごす練習もしてあげると良いです。



整体

フラットの大きさはゴールデンとほぼ変わりませんが、ゴールデンより頭が長くスリムでアスリート体系です。毛の色は基本的に黒か茶色(レバー)の2色で、毛は長くストレートで体にピタッと沿っています。

ラブラドールやゴールデンと違ってショータイプとフィールドタイプのようにはっきりと区別はなく、基本みんなスポーティです。


寿命

9ー12年 ただ最近のフードや医療の進歩により寿命が長くなっています。もし出来物等が出来た場合は獣医に早めにご相談ください。



しつけ(鳥猟犬・ガンドッグ的に見ると)

フラットはパピー期が長いですが、とても前向きにしつけに付き合ってくれて覚えも早いですが。ただ同じことを繰り返したりすると飽きやすいので、しつけやトレーニングは短めに単発的にすると良いでしょう。 フラットのトレーニングは、どちらかというと特性をしっかり伸ばすトレーニングのやり方が有効です。ラブやゴールデンのようにトレーニングをしようとすると、なかなか上手く行かない事が多いです。フラットはフラットとして見て理解してあげる事がとても大事です。 フィールドではよく動き回り広範囲で獲物を探してくれて、自発的に次の行動やどうすれば良いかを判断しながら動いてくれます。逆にそこでラブのように細かく指示を出したりすると、無視をしたりモチベーションが下がったりしてやる気を失う事もありますが、飼い主と良い関係性であればラブより優秀で確実に獲物を見つけてくれます。


個人的に一緒に仕事をした時はとても熱心に動き回ってくれて、次から次へとレトリーブや追い出しをしてくれる頼れる犬種でした。休憩中はある程度時間が経つとパピーモードになり、顔を舐めてきたり袖を引っ張って次へ行こうアピールをしたりと、ギャップの大きい犬でもありました。小さい時は実はラブよりフラットの方が好きで、フラットの優しさとしっとりとして毛がたまりませんでした。




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