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執筆者の写真マクニコル

ボール遊び出来る出来ないの違い


空中キャッチを練習しているラブラドール
空中キャッチを練習しているスカイの友達コーラちゃん

スカイはボール遊びが大好き。三度の飯よりボールが大好きです。

ドッグランでも永遠と投げては回収してと繰り返します。

他の飼い主さんによく言われるのは、ボール遊びしたいけどうちの子は全然興味を持ってくれない、あるいは持って帰ってくれないという事です。 これは多少犬種にも寄りますが、何よりボール遊びの仕方を教えたかどうかで決まります。


テニスボールを持ってるラブラドール
自慢げにボールを持って帰って来るスカイ

例えば、自転車に乗ったことない子供に自転車をプレゼントして”今日から自転車で遊びなさい”と言われても、子供はたぶん乗らないもしくは乗れないでしょう。

それと同じで犬にボールを投げてあげて安定的に取って回収させるのは教えない限りできません。もちろん犬は動く物に興味を持ち追っかけて拾うかもしれませんが、その後どうすれば良いのかわからないのです。


 

そこで簡単なトレーニングをお教えいたします。


準備するもの

  1. 犬が好きなおもちゃを見つける(家で良く遊んでるもしくは咥えてる)

  2. 犬が落ち着ける場所または部屋を見つける (飼い主とそのおもちゃだけに集中出来るところ)

  3. 長めのリードまたは紐を準備する

ボール遊びしてる北海道犬
ボールを拾うのも一苦労の雅

実際のトレーニングは5分~10分程度やりましょう。それ以上になると集中力が切れて飽きてしまいます。


  1. 犬が足元に居る時おもちゃを2m-3m先に投げてみてください。

  2. 好きなおもちゃなので取りに行くはずです。(行かない場合はおもちゃもしくは場所を変えてください)

  3. 取りに行った後その場で遊び始めたり咥えて全然違う方向に行こうとしたら、しゃがんでおいでと呼び、リードをやさしく促すように自分の方向にちょっと引っ張って下さい。

  4. おもちゃを咥えて足元に戻って来たら、なでながらめいいっぱい褒めてあげてください。戻ってきた時すぐおもちゃを取り上げると、逆に戻るとおもちゃが取り上げられちうと認識してしまうので絶対にしないでください。

  5. 褒めながらおもちゃに手をかけ”ちょうだい”と声を掛けながらおもちゃを取り上げます。

  6. 取り上げた直後にすぐ投げてください。そうすれば犬はおもちゃを放したらまたすぐおもちゃが動く(飛ぶ)から楽しいと認識していきます。

  7. 上の6項目をリード無しで出来るまで繰り返してください。(10分以上もしくは集中力が切れた場合時間を空けてもしくは後日再開してください)

  8. 持って帰って来るようになったら、徐々に投げる距離を伸ばしていきましょう。(子犬の場合距離が遠すぎる、あるいは動きが早すぎるとすぐ見失うので注意ください)

 

ほぼ完ぺきに遊べるようになれば、おもちゃをボールに変えてバウンドさせたり、取りに行く前に”待て”の支持をしたりして練習してみてください。

ちなみに子犬にボールを投げてからの待ては、一発目はほぼ100%出来ません。何より動いてる物に対する好奇心が強すぎるからです。その場合は投げる前に体あるいは首輪を押さえながらボールを投げて待てと言ってください。最初は追っかけようとしますが、すぐ状況を理解して落ち着いて待てをします。

引っ張るのをやめたらそこでゆっくり手を放し、合図を出せば取りに行きますので、遊びながら呼び戻しと待ての両方を練習できます。 これをやれば、早い子で5分程度でボール遊びを覚える事が出来ますので是非試してみてください。 もちろん性格や犬種により向き不向きはありますので、ご了承ください。


ラブラドール3匹が部屋寝てる
好きなおもちゃで遊び疲れたロナ、アイラとスカイ

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